山形の観光地と言えば『山寺』だろう。
山形の観光ガイドにも載っている有名なところだ。
何段も何段も上へ続く「石段を一歩一歩あがるたびに煩悩が消えていく」と言われている階段を、全部で1015段ひたすら登って行く。
すると頂上に大仏殿のある奥の院があり、また更に階段を登ると、五大堂がある。
そこが展望台になっていて、そこから見る景色は絶景である。
私は二度挑戦したことがある。
一度目は山形に来たばかりのときだ。
インターネットで山形の観光地を調べていて知った。
そしてその週末、そこへ行くことにした。
階段をたくさん登ることは知っていたが、たいしたことないと高をくくっていた。
登り始めること10分。
不覚にも私の足は止まり、もう登れなくなってしまった。
そのままギブアップしてしまった。
夏の初めの、蒸し暑くなってきた頃だった。
私は調子に乗り、軽い足取りで最初に勢いを付け過ぎて、脱水になってしまったのだ。
止む無く、相方に負ぶわれて下りた。
なんと無念・・・。
リベンジを誓い、その日は大人しく帰った。
それから一年半。
私はリベンジし、絶景を見るため山寺へと向かった。
今度は東京から遊びに来てくれた山形は初めての姉と、相方と、相方の背中には私ではなく、大きな分身を負ぶっての4人でのチャレンジ。
今度はちゃんとペース配分を考えながら登る。
まだ頂上へは誰も行ったことがないので、どのくらいの道のりかはわからない。
出産と言うブランクがありながらも、ひたすら階段を登って行く。
途中少し広くなっているところで一休みしながら。
姉が熱心に所々にある説明書きを読んでくれたので、登り始めて1時間。
頂上の五大堂へ到着することができた。
午後から出てきたので、到着した頃には夕方だった。
おかげで調度夕日が沈むところを見ることができて、更に素晴らしい眺めだった。
そして同じ目線で見える遠くの山々とその麓にある町を一望できる。
これは一段一段登った人にしか味わえない景色だ。
リベンジして登った甲斐があった。
山形を訪れる人には、是非行って、そして見てほしいオススメの場所だ。