山形に来て、早2年になる。
日々たくさんの発見と驚きがある。
そしてたくさんの美味しい味覚もある。
そしてたくさんの人にお世話になっている。
しかし、町では人にすれ違うことは少ない。まれである。
車社会だからみんな車で移動し、歩いている人が少ないのだろう。
そう思っていた。
それも一理あるだろう。
その前に、山形は年々人口が減少しているようだ。
山形ならずとも、人口減少は地方の県では顕著だろう。地方では人口減少に歯止めがかからず、深刻な問題になっている。
みんな東京や神奈川、大阪などの都市に移動して行くのだろうか。
特に10代後半から20代前半に県外へ移動してしまう人が多いようだ。
進学を期に、就職を期に都市へ出て行くのだろう。
実際、東京の人口は年々増加を示している。特に20代から30代で急激に増加していた。
そしてそのまま山形へ戻らない人も多いのだろう。
確かに、山形には専門学校が少ないと感じた。
山形では、隣の県の専門学校や大学のCMや広告をよく見る。
それなのに、山形から隣県の都市仙台へは1時間以上もかかり、片道1000円以上もかかる。
そんなに簡単に行ける距離ではない。
しかし同世代の人に聞くと、買い物には仙台へ行くことが多いと言う。
実際私もそうしている。
それほど仙台は身近である。
福島県の郡山だって、3時間、2000円以上もかかってしまい、日帰りで行ける距離ではない。
それほど隣県との交流が盛んなのだとも思うが、そうなると進学したい人たちは県外へ移動せざるを得なくなってしまう。
これでは積極的に県外流出を後押ししているようでならない。
一番活気があり、一番地方に必要な若者が減ってしまうことになり、その若者が山形で結婚し子供を産むことも減少してしまう。
そのため、山形の一番賑やかな町へ行っても、若者が少なく、閑散として見える。
それでは町も町の住人も淋しく感じるだろう。
どうにかならないものか。
せめて、進学後の就職の際、生まれ育った山形へ戻って来てくれたらいいのだが。
まだ山形県民歴2年の私でさえ、心配になってしまう、人口問題だ。